現在法学部在籍中のkojiですが、現在話題の国民投票法案について少々考えることがあるので書きます。
現在国民投票法案には、最低投票率規定がないのは問題ではないかという意見があります。たしかに、現在、日本の投票率はお世辞を言っても高いとは言えません。
たとえば今回のフランス大統領選挙ではなんと投票率が約84%!!と高い水準でした。
しかし残念ながら前回の日本の衆議院議員選挙は高いとされながらも67%参議院議員選挙は56%地方選挙に至っては30%代となることもしばしばです。
確かに、もし、投票率が少ないければ、一部の人だけで憲法改正という重要なことが決められる恐れがあるのではないかという考えには一理あります。
けれども、私が思うに選挙というのは国民の権利であり義務です。ということは、投票に行かないのは国民としての権利を放棄したと考えるべきであり、何故そこまでしてその人々のことを救済しなければならないのでしょうか。
ただでさえ日本の憲法改正には両院で3分の2以上の賛成と国民の過半数の賛成がが必要です。ここまで厳しいハードルを課しているのは日本ぐらいです。
それにより、最低投票率を定めなくても十分民主主義は守られるのではないでしょうか。
もしも、それでは民主主義が守られないというのであれば毎年何憶という金を選挙に費やしている意味がなくなります。
断わっておきますが、私は自民党員でも右翼でもないです。
ですが、憲法に国民投票が定められているのにそれに関する手続法が無かったこと自体が問題であり、国会の怠惰であると考えています。
よって、これでいろいろと問題点があるにせよ何とか国民投票の手続法が定められたということについて評価しています。
一部のマスメディアでは、国民投票法案=憲法改正みたいな報道をしている場合がありますが、それは全くの誤解です。
憲法改正というのは本来国民の重要な権利です。それがなかったということは、ある意味権利が侵害されていたといっても過言ではないかもしれません。
最終的に決めるのは政府でも役人でもマスメディアでもない、私たちです。いざ憲法改正案が国民投票まで回ってきたらいろいろな報道があるでしょう。けれども、そのいろいろな意見に惑わされない眼で、是非自分の意見である賛成票か反対票を投じてもらいたいものです。